ちょっと前まで各携帯キャリアの一か月のパケット契約数が少ない割に料金が高くて、フリーwifiを求める方が非常に多くいましたね。今ではパケット数が多い割に値段が安いので逆に余る方の方が多いのではないでしょうか?そういったことから、固定回線離れに拍車をかけてしまったと筆者は考えているのですが、どうでしょう?実際wifiを使うのは家じゃなくて出先のちょっとした時間の間だけの場合があります。
でも毎回wifiスポットを探すのは面倒ですよね?そういう時に皆さんが求めるのはそういった事を面倒にさせないためのアプリですが、そこには色んな危険が潜んでいるんです。
free wifiを自動でつなげるアプリ
このアプリは、「無料のwifiスポットの範囲に入ったら自動で繋いでくれるアプリ」なのですが、それだけ聞いたらなんてありがたい機能なんだ!と思う方がいる一方で、そんな事して大丈夫?と思う方もいるでしょう。正直筆者は後者です。
なぜかと言うと、自分で何のwifiに繋がってるか、確認しなくていいからこそ、ウイルス付きのwifiに繋がっても気づけないからです。
更に、いつの間にかプロファイル(情報データの集まり。人間でいうプロフィールの様なもの)が追加されていることがあります。通常プロファイルを追加するには、追加するかどうかという許可を出してインストールをするのですが、これが許可してないし、インストールしてなくても追加されていくんです。だから何?って感じかもしれませんが、要はいつの間にかわけのわからない情報が自分のスマホに入ってくるということですから、変なサイトに行ってしまって警告や詐欺ページが出るよりタチが悪いです。このプロファイルの中にどんな情報が詰まってるのかは一般には確認できません。
フリーwifiの危険性
これは去年セキュリティソフトの大手企業が大規模な調査を行なった上で注意時していたのがニュースにもなったことがあって、要するに、飲食店などの暗号化されたwifiになりすまして暗号化されてないwifiに繋がったスマホの情報を抜き取る、または盗聴される可能性があるそうです。
今回の場合は、自ら犯罪グループの懐に飛び込んでいく形(犯人が作ったwifiと言う名のテリトリーを自分が選んだ)になるので、本当に危険です。無料で使えたとしても、暗号化されてないものは危険と判断すべきでしょう。
抜かれていい情報がしかないと思ってる方は、すぐに初期化してください。スマホの中の情報には他人の情報も保持(連絡帳やメールのやりとり、記念写真、SNSやLINE)してることを忘れないでください。
フリーWifiで特に気をつけなければいけないこと
基本的にカフェでお茶しながら検索したり動画を見たり程度であれば問題ないですが、例えば口座を確認したり、IDとパスワードを入力する様なサイトに入ったりするのであれば、暗号化されていないwifiに繋ぐ際はやらないほうがいいです。特にネットゲーム、ネットショッピング、口座へアクセス、登録サイトへログインするのは暗号化されているwifiや提供元が分かっているwifiに接続した時に行うのが無難でしょう。
日に日にIT技術は良くも悪くも進化していくので、暗号化されていないwifiに繋ぐ場合は、誰かに必ず見られていると思っておいたほうがいいでしょう。
フリーWifiは危険度が高い
少し前までは考えられませんでしたが、近年では、インターネット上に写真を似せるのにも注意を払わなければいけない世の中になりました。何気に載せた写真に電柱が写ってれば拡大したら住所がバレた、家の前で写真撮ったら扉の形で家がバレた、マンホールのデザインで現在位置がバレた等、少しの情報で多くの情報を得る事が可能になってしまいました。
wifiも例外ではありませんし、目に見えないサービスですので、海外はwifi活用のインフラが整っているのに日本は遅れてるなんて思わないでください。日本で報道されないだけで実はたくさん事件が起きてます。より安全に利用できる様に少しずつ進んでいるだけですのでご安心ください。
またこういったお話があれば共有いたします!ではまた!
SHOUMA