
無所属とWAR DOGSが合流、BULLET CLUBの名は歴史の転換点へ
新日本プロレスは1月6日、都内で会見を開催。
IWGPヘビー級王者・辻陽太が登壇し、1・5大田区大会のバックステージで示唆していた新ユニット結成について、あらためて詳細を明かした。
■新ユニット名は「Unbound Co.(アンバウンド・カンパニー)」

辻はまず、新ユニットの名称が
「Unbound Co.(アンバウンド・カンパニー)」
であることを正式に発表した。
このユニットは、これまで「無所属」として行動を共にしてきた
辻陽太
高橋ヒロム
鷹木信悟
永井大貴
ティタン
のグループに、
BULLET CLUB WAR DOGS
が合流する形で誕生した新勢力となる。
■「無所属」を終わらせる決断、年内から進んでいた構想
辻は結成に至った経緯について、次のように説明した。
「もともと俺とヒロムちゃん、鷹木さん、永井、ティタンも含めて話をしていました。
『無所属というのを、そろそろもう終えるのもいいんじゃないか?』という話が、年内にあったんです」
形式上は無所属でありながら、実質的にはユニットのような行動を取っていた現状を踏まえ、「改めてユニットとして発足すべきではないか」という認識が共有されていたという。
■WAR DOGS側から合流の申し出「それぞれの判断」
さらに話し合いを進める中で、WAR DOGS側から合流の意思が示された。
「3人でいろんなことを話していくうちに、WAR DOGSの人たちもそこに合流したいという話がありました」
これにより、長年新日本プロレスの象徴的存在であったBULLET CLUBという名称が、結果的に姿を消す形となる。
ただし辻は、この点について自身の考えを明確に線引きしている。
「BULLET CLUBがなくなるどうこうに関しては、あくまでも彼らの判断。
俺がどうこう言うことではないし、聞きたいことがあったら彼らに聞いてほしい」
あくまで主導権はWAR DOGS側にあり、辻自身は“受け皿”として判断を尊重した姿勢を示した。
■リーダーは未定?「それも追々」
会見では、新ユニットのリーダーが誰になるのかという点にも質問が及んだ。
記者から「リーダー的存在は辻選手でいいのか」と問われると、辻は
「どう見えますか?」
と意味深な返答。
さらに、「それも追々。ここでは伏せます。楽しみはいろいろあった方がいいですから」と語り、明確なリーダーの存在や体制については今後段階的に発表していく考えを示した。
ユニットロゴやビジュアル面についても「今後、徐々に公開していく」としており、長期的な展開を見据えた動きであることがうかがえる。
■新時代の勢力図を塗り替える「Unbound=束縛されない」
「Unbound(束縛されない)」という名が示す通り、新ユニットは従来の枠組みや思想に縛られない存在として、新日本マットに新風を吹き込むことになりそうだ。
IWGPの歴史を背負う王者となり、さらに新勢力の中核にも立つ辻陽太。
棚橋弘至引退後の新日本プロレスにおいて、その一挙手一投足が団体の未来を左右する局面に入ったことは間違いない。
Unbound Co.がどのような戦いと物語を紡いでいくのか――
その全貌が明らかになる日は、そう遠くなさそうだ。