
プロレス界に、誰もが驚くビッグカップルが誕生した。
新日本プロレスの鷹木信悟(43)と、スターダムのなつぽい(30)が結婚を発表した。
2024年から交際をスタートさせた2人は、すでに婚姻届を提出。人気・実力ともにトップクラスを走り続けてきたレスラー同士が、人生のパートナーとしても手を取り合い、新たな一歩を踏み出している。
出会いは2024年5月、スターダム山梨大会
2人の距離が一気に縮まったきっかけは、2024年5月に行われたスターダム山梨大会だった。
この大会にゲストとして登場した鷹木は、同年9月に地元・山梨で控えていた自身のデビュー20周年記念大会をPR。その際、控室へあいさつに訪れたなつぽいと顔を合わせたことが、すべての始まりだった。
なつぽいは当時をこう振り返る。
「その瞬間に〝ビビビッ〟と来たものがありました。これが運命ってやつですかね(笑い)。この人をもっと知りたいと思ってからは、私の方から猛アタックしました」
連絡先を聞き、電話をかけ、時には山梨まで直接会いに行く――。
人生で初めてというほど積極的なアプローチだったという。
真摯な行動が、鷹木の心を動かした
一方の鷹木も、その想いを軽く受け止めたわけではなかった。
「俺もいい年齢だから、中途半端なことをするつもりはなかった。でも、何度も山梨まで会いに来てくれる真摯な行動を見て、ちゃんと向き合おうと思った」
こうして2人は交際をスタートさせ、静かに、しかし確実に愛を育んでいった。
転機は大阪城ホール、思わぬ〝一言〟から
順調に見えた関係に、大きな転機が訪れたのは2025年6月。
新日本プロレス・大阪城ホール大会で、鷹木はIWGP世界ヘビー級王者・後藤洋央紀に敗戦を喫する。
試合前後の舌戦の中で、後藤は冗談交じりにこう声をかけた。
「諦めなくても、きっといい奥さん見つかるよ」
実はその会場には、スターダム滋賀大会での試合を終えたばかりのなつぽいも、鷹木のIWGP奪取の瞬間を見届けたいと急きょ駆けつけていた。
このマイクを聞いたなつぽいは、強く心を揺さぶられたという。
「もう会場にいたよね」――そこから始まったプロポーズ
後日、2人で食事をしていた際、その話題に触れたなつぽい。
「もう会場に(いい人が)いたのにね」
その流れの中で、鷹木は自然と口にした。
「じゃあ、結婚しようか」
まさかの一言が、人生の決断につながった瞬間だった。
何も知らず背中を押した後藤が、結果的にキューピッドとなったことに、2人は口をそろえて感謝を語っている。
「絶対に結婚できない男」からの変化
これまで「我道驀進」を貫く姿勢から、内藤哲也ら関係者に「絶対に結婚できない」とまで言われてきた鷹木。しかし、交際を通じて少しずつ変化も生まれた。
なつぽいは笑顔でこう明かす。
「デート中に急にジムに行って消えて、私は車で2時間待ってたこともありました。でも今はもう慣れました(笑い)。最初は気遣いが苦手な印象でしたけど、今は本当に大切にしてくれていると感じます」
それぞれの夢、そして未来へ

鷹木は将来について、こう語る。
「子供は欲しいですね。自分の現役の姿を見せたい。明るくて楽しい家庭をつくりたいです」
なつぽいもまた、同じ夢を見ている。
「同業だからこそ、支え合って高め合える。現役の時に中途半端なことはしたくないけど、鷹木さんがプロレスをしている姿を子供に見せるのは、私の夢の一つです」
我道は、二人三脚で続いていく
「結婚を発表して結果が悪くなるのは嫌。今年はまだ時間もあるし、ベルトにはこだわっていきたい。お互いに結果を残せたら最高ですね」
真っすぐに突き進んできた鷹木信悟の「我道」。
これからは、最愛のパートナーとともに、二人三脚でその道を歩み続けていく。

☆たかぎ・しんご 1982年11月21日生まれ、山梨・中央市出身。アニマル浜口ジムを経て2004年10月にドラゴンゲートでデビュー。退団後の18年10月から新日本プロレスに参戦。21年6月大阪城ホール大会で、オカダ・カズチカを撃破してIWGP世界ヘビー級王座を獲得。同年度のプロレス大賞MVPにも輝いた。得意技はラスト・オブ・ザ・ドラゴン。178センチ、100キロ。
☆なつぽい 1995年7月19日生まれ、神奈川・横浜市出身。3歳からタレント活動を始め、2015年5月にBeginningでプロレスデビュー。20年10月からリングネームを「万喜なつみ」から「なつぽい」に改名し、21年1月にスターダムへ入団。23年4月にCDデビューを果たすなどリング内外で活躍し、24年7月にはワンダー王座を獲得。得意技はフェアリアルギフト。150センチ、47キロ。