みなさん突然ですが、ファフロッキーズってご存知ですか?日本では怪雨(あやしのあめ)とも言いますが、要は空から物体が降ってくる現象のことです。空からの落下物=fall from the skiesを略した造語です。
昔、地獄先生ぬ〜べ〜という漫画でも題材になってましたね。あれ、すごく興味があるんです。日本では江戸時代の百科事典『和漢三才図会』にも記述があります。
仮説に次ぐ仮説
そもそもいろんな説があるんですが、例えばカエルやオタマジャクシ、魚とかが降って来た時は、竜巻に巻き上げられて遠くの海から運ばれて来たとか(今の所これが1番強いとされてる説)、雲の上に都市がある説(ラピュタ的な)等ありますが、筆者は是非後者推しで!
他にも実はあって、鳥原因説、飛行機説、悪戯説、錯覚説。いずれにしてもあくまでも仮説ですから確証はありません。ただ降って来たことには変わりがありませんからね。
発生記録
因みに発生記録として新しいのは2018年の6月に中国の山東省青島市で強風を伴う雷雨と雹で吹き荒れる中、タコやヒトデ、さらにはアワビやエビなどの海産物も降って来たとされています。こんなにもタコが喋れたらいいのに!と思ったことはありません(笑)聞いてみたいですよね。どうやってここまで来たか(笑)
でも生物単独じゃなくて、やっぱり雨とか雹とかと一緒に降るんですね。
うーん、しかし新しいなー。
歴史的記録
日本
和漢三才図会によると、元禄15年の9月に、「綿」が連日降り続いたと記録があります。ぶっちゃけ綿かどうかは分かっていなく、蜘蛛の糸とか蓮の糸とかに似ていて、白色の23尺(6.97m)だったそうです。
この年は異常で、5月には雹が2時間ほど降ってますが、降った幅は僅か1里(3.93km)!形も特殊で角があり瓦みたいなやつとか、たまごみたいに丸かったり蓮の実の様なものだったり。今の雹みたいに小さい粒や大きい丸ではないんです。
中国
五雑組によると至元4年、土が降り注いだとのこと!しかもそのまま降り積もりまさかの深さ78尺(23.64m)!!これにより牛や馬などは埋もれ死んでしまったそう。
さらに別件で北宋の熙寧(きねい)の頃、河州にてとんでもない形の雹が降った記録があります。それはなんと、人の頭部の様で、目耳鼻口全て備わっており、まるで誰かが刻んだ様だったんだとか。
イスラエル
15世紀のイスラエル。なんとここではバターの様なものが降り注ぎ、これらを神の恵みとして珍重したとの事。旧約聖書によるとこれらを「マナ」と呼び、なんと食料問題を解決した(食ったんだ…)模様。
解明されない現実
なんともロマンがある話ですが、上空に都市があると仮説があっても、「そんなわけあるか!」って感じでもあります。ですが根拠もありません。でも、空の上にはいろんなものが飛んでます。ブラックナイトもその1つです。あれもなんなんでしょうか?誰も説明できません。
仮に竜巻で巻き上げられたとしたら、その竜巻の発生記録はあったのでしょうか?
そしてなぜ地上や海上にいる生き物と同じだったのでしょうか?もし都市が浮いているなら、深海のように地上にはいない生物が降ってくるということはないのでしょうか?今は地球のことであれば、そのほとんどが管理されています。ですが、海のことは5%くらいしか解明してません。もしかしたら、空のこともほとんど知らないのかもしれません。
未踏の世界
前にパイロット目線の空の写真を見たことがありますが、自分が知る当たり前の空の風景のどれにも当てはまらない景色が広がっていました。
意外と、自分が知らない世界は存在するもので、実際、中国の神農架という区域は、山間なのですが、険し過ぎて誰も把握できてません。谷の深い岩山のようになっています。そこには猿人が住んでるという噂があるのですが、世間の人が「いるよ!」と言ってたら「はいはい」で終わりますが、そこの住人たちがこぞって「見た」と言ってます。ですが場所が場所なだけに調べられないんです。
とんでも考察(超ファンタジー)
この現象は、現代でもチラホラ起きてる現象なのですが、どうやら昔ほど物体が降り続くことはない様です。てことは、もしかしたら、「天空都市説」が濃厚なのかもしれません。中国で土が降り続いたり、毛が降ったりイスラエルでバターが降ったり…。これって実は、地上での文明が繁栄する前に天空にはなんらかの世界(神が統治する世界とか)があり、それがなんらかの理由で滅びたことで、廃墟と人間(もしくは神さま)以外の生物が残り、天空を彷徨い続けた。人間は天空での生活を諦め、地上へ降り、散りぢりとなった。その後の世界からが私たちが知る世界なのか?
そしていつしか管理していた人々や神さま達がいなくなった天空の都市は、天空を彷徨いながら崩れて行ったのではないか?今記録に残るものの時代の頃には既に完全に消滅する寸前のもので、私たちの知る世界の前に大規模に地上に降り注ぎ、今まで海上だった部分も陸地化し、今の様な大陸になったのではないか?
因みに天空に住めなくなった理由として酸素濃度が変わった等の環境変化とか?
通常考察(現代の視点)
とまぁ上記の様に考察してみるのも楽しいですよね。そうすると神の存在とか、巨人とかそういうのに結びついていきそうな気がするんですがね。その場合はデビルズタワーみたいなので天空都市を支えてたり、その世界を知るものが天空都市に帰りたくてバベルの塔の様なものを作ったりとか?
ですがやっぱり現代の視点から行くと、やっぱり竜巻や強風の影響でしょうか?落下物の多くは海産物っていうのが気になるんですよね。もしかしたら竜巻で巻き上げられて、雲に中に滞留(科学的根拠はないけど)そして風で運ばれて滞留できなくなった頃に地上に落下?で、実は会場ではこういうことが結構頻繁に起きてたりとか?
結構海上の管理って難しいんですよね。よく「60年前の船が漂着」とか聞くじゃないですか?「60年もよく人目に晒されず彷徨い続けたな!」と筆者は思うわけです。だからやっぱり人類は海の事は実はほぼ分かってないし、この現象もその中の1つなのではないかなと思いました。
まとめ
空の上だってそうですよね。空を飛ぶ事はできましたが、滞空は難しいですよね。空の上には同じ箇所に何日も滞在することが出来ない(永遠に宙に浮いてられない)ので、調査をすることは難しいですが、そのさらに向こう側の月や火星を各国が莫大な費用をかけて調査、探探査する前に、地球内部のことも、もっともっと大規模に調査してほしいと思う今日この頃です。
死ぬ前に何か解明できていることを願うばかりです。
ではまた!