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東京に約15年住んでみて

こんにちは。

最近本当に立て続けにブログを投稿してますが、若干趣向が変わったのお気付きですか??最初の頃は得意分野を活かそうと思ってモバイル全般に的を絞っていたはずでした。

ですが、前回の記事にもあったように、それでもあれやこれやと手を出して自分が1番わけわかんなくなっちゃったので、今はこのサイトではとにかく有益な情報を書こう!と思ってこんな感じになってます。

さて今回は、東京に約15年住んでみてどうだったかを報告する記事にしたいと思います。

15年は長い?短い??

私は東北から上京して東京に住み着きました。(詳細はホームの右上のメニューからプロフィールを確認してくださいませ)

もうかれこれ15年くらいになるんですね。側から見たら長!って思う方の方が多いのではないでしょうか?でも私からすると、あっという間の15年でした。

そもそも私は20代の全てを東京で過ごしましたが、これがまさに暗黒時代だったわけです。

兎に角忙しかった。今思えば19歳の頃は超絶ブラックな状態の会社に入ったもんですから、そりゃぁもう稼がせてもらいましたよ。

朝5時半出勤で夜の23時以降に帰るとかザラにありました。休憩は勿論60分ですよ。勿論残業代はしっかり貰っていきます。でも、そこまで働いてなんか会社に利益出るの?逆に不利益じゃない?と思い出したのが入社4年目くらいですか。

他の会社の人にヤバイ会社の人と思われていたことが発覚したのでそれで気付きました。

確かにたくさん実績積み上げても残業しちゃったらチャラなんですよね。

会社は決められた基本勤務時間に対して利益を計算するから、残業したらした分だけ会社にダメージを蓄積させるというね。

だからブラック企業はサービス残業させるわけです。

…と考えたらお金は貰ってるからまだいい方かと思いますよね?そんな甘くはない。

超絶パワハラが横行してました。もはや過去のことなんでどうでもいいですが、罵倒するのは当たり前でしたよ。しかしよく耐えた。そこだけは当時の自分に褒めてやりたいが、もうちょっと上手く立ち回りなさいよとも思います。

そんな事が10年も続いたんです。でもあっという間、あっちゅうま。

何を得たのか??

取り敢えず苦行を強いられていたので、それこそ鋼のメンタルは手に入れました。一旦は疑心暗鬼にもなり、人間不信にまで陥りましたが…逆にいかに自分がバカ真面目に生きすぎていたかもわかりました。

そしてそれがとても小さい世界でのお話なんだと。

あー、私はこの先定年までこんな感じかーとも空を仰いだこともあります。

でも死のうかなーって考え出した時、死にたい理由がこの会社ってやだなーと思ったんですね。

そうこうしてるうちにパワハラをしていた奴らはどこか遠くの地方へ飛ばされたり転勤族にさせられたりするようになりました。

ただし、そこからは心のリハビリが始まるわけですよ。これがまた大変。

周りの上司はとにかく助けてくれようと色々提案して改善してくれたんですが、私が既にオイルの切れたロボットみたいになっちゃって、その期待に応える事ができなかったわけです。

それをいいことに私のアイデアとか功績を盗む奴もちらほら出現しました。

普段錆び付いてる分、私からしたら稀に見る発明くらいの勢いなんですが、それをさも自分が考えたかのように上司に報告。

ぶっ飛ばしてやりました。

流石にそれはないだろと。勿論物理的にではなくて、キチンと社会人として責任を取ってもらいました。ですが今度はそこまで出来るなら次はコレ、次はコレ、次はコレ…とどんどん上司からの要望が溢れかえり最終的に再びオイルが切れました。

単純にキャパオーバーってヤツですね。あの当時は周りの同僚もみんなざわついてました。そして相当数辞めていきました。だから残った人にさらに重圧がのしかかるわけです。

組織に属するって、ただ固まってるだけに見えますが、そんなことないんです。いろんな世代の人がいろんな地位についていて、それぞれが自分の立場を理解していないんです、大抵。

勿論私もそう。私はもっと黙って上司に意見なんか出さずに実績だけ持って来ればよかった。

上司は現場に出ずに毎日何かしらの理由をつけて会議を開催して現場の業務を増やしていた。そうじゃない、部下の管理をしてくれ。困った時に名前を貸してくれ。

さらにその上は自分の部下の名前すら知らない。会ったこともない。俺になんでもいえ!と言う割に意見や提案をしたやつを否定して晒し上げるのはどうなのかと。あと仕事内容が不透明すぎた。

でもこれらはそれぞれがそれぞれに意見を持っているのだ。この地位に来ればわかると。でもそれを言葉にはしないのではなくできない人が多かった。

なんとも世知辛い世の中でした。でもこれはあくまで私がいた会社の中のお話。小さい世界。

経験したことは大きいが得たものは小さい。だけどこの経験が役に立つ日が来るかもしれないんですね。だから無駄だったとは一ミリも思ってないです。

小さいことに幸せを感じるようになった

これが1番大きいですかね。20代といえば、本当は1番イケイケのはずですよね?でも私は働きづめだったものですから、一切遊んでないんです。

だから26くらいの時に別の会社のチャラい20くらいの男の子に『男としてゴミ。死んだほうがいいぞお前!クソゴミクズ野郎!!』なんて言われたこともありますw

全く仲良くなかったんですけどねw全然喋ったこともない。今考えたら凄いですね。これをうちの会社の上司がいる前で言うんです。要はいろんな人がいる喫煙所ですね。上司はブチギレで焦りました。

確かこっちの会話を聞いていてそうなったと思います。横入り暴言ですね。

でもこうやって生きていると、例えばそのあとタバコをやめた、お酒をやめたなんて事が相当イベント事のように思えて心の重りが取れたようになったり、くじが当たったとか、卵割ったら黄身が双子だったとか、なんかがタイミング良かったりとか、そんな今までどうでも良かった事を見つけられるようになったんです。

相当贅沢になっていたんですね、生活水準が。

今では考えられません。あの頃の自分がそれでまかり通っていたなんて。

今目の前にあの頃の自分がいたらぶん殴ってるかもしれません。それくらいちゃんとしろ!と喝を入れたい。

結局東京とは

私にとっては戦場です。今でもそう思います。地元は仕事が少ないので、みんなこぞって上京しにくるんですが、みんなすぐ帰っちゃったみたいです。その理由もなんとなくわかりますが、考えていた東京よりも遥かに過酷だったんだと思います。

それは私も同じ。事務所に入ってたからこそ耐えれましたが、ただなんとなく東京に来てたら多分速攻で帰ってます。

東京は良くも悪くも戦場です。いろんな事が学べました。そしてそれは日に日にアップデートされていくんです。凄いですよね、こんだけ勉強させてもらってまだ色々教えてくれるんです。

そして中途半端な気持ちでいれば、中途半端な環境のまま抜け出せません。類は友を呼びます。

現状を変えたかったら自分を変えるのが1番手っ取り早いです。

相手が、環境が変わってくれることを待つなんて無駄中の無駄です。その時点で他力本願になってるんです。

ただそれに気づけた時に初めてスタートラインを目指せるようになるんです。

それを経験させてくれたのが、東京です。

だからって生き急ぐ必要もなくて、たまに来るチャンスを無駄にさえしなければマイペースでいいんです。

東京の良さとは?

話は変わって東京のここいいなーと思うところは何かというお話。

正直私は青春時代がないので、実家に住んでいた時も別に地元を謳歌していたわけではありません。

さらに言うと東京は表面的なことや場所しか知りませんでした。東急沿線とか、ジブリのモデル地の聖蹟桜ヶ丘とか。そしてなぜか祐天寺に住みたいとか言ってましたw

別に悪くはありませんが、なぜ祐天寺??っていう。実際暮らしてみると、やっぱりコアな場所に住み着くものです。

と言っても東京の人からしたら全然コアでもなんでもないところなんですが、僕みたいな田舎もんからしたら東京に住んでみないと知り得ない場所です。

そして歩いてどこにでも行けるし、途中で疲れたらバス乗ればいいし、タクシーもたくさん走ってるし、最悪電車でもいいわけで。

こんなところに商店街が!!みたいな発見があったり、あとはこの一角だけで事足りるな!みたいな激アツスポットかと思ったら結構ヤバ目の人wが結構そのへん歩いてたり。

とにかく何度散歩しても飽きません。

そして散歩する距離がめっちゃ伸びます。最初はその辺なのに、気づいたら10キロ圏内くらいは平気で歩いちゃいます。多分これは私だけ。

今ならスマホがあればお金の代わりにもなるのでマジで飽きません。

逆に東京のいやな部分は?

まぁいろんな人がいるわけです。特に最近は本当に個性豊かなわけですが、昔からある程度容認されていたところがあって、本当にヤバイです。

特にびっくりしたのは5年くらい前のハロウィンの日に、街灯が少ない住宅街歩いてたら血だらけのジェイソンに出くわしました。その後ろから血まみれのゾンビ3体と出くわしてマジで怖かったんですが、これって地方でやったら警察が動く案件なんですよ。

だって幾らハロウィンって言ったってそこに紛れて本当にヤバイことする奴がいるかもしれないからみんな怖がって通報しますよ。

だがしかしここは東京。おい、頼むから着替えてくれと思いつつも、これが普通なんだという現実ね。怖い怖い。

あとはクレーマーが尋常じゃないです。どっかの量販店に行った時に、ケータイコーナーで契約が通らなかったかなんかの人がブチギレてて契約した他のお客さんに当たり散らしてました。外人さんに怒られてましたがね。ウルサイダマレ!って。

あとは買い物袋が一枚にまとめられたことにブチギレてレジのおばちゃんを責めまくるおじさんとか。いや、分けてくださいでいいじゃないですか。たった一言言えば済んでいた話を自分で拗らせて罵倒した上に他のお客さんを待たせるという謎の行為。私は邪魔だったんで突入しましたけどね。めっちゃ並んでたんで。

もうその人がキレてる真後ろで財布開けて待ってるんです。その時にハッと我にかえったのかさらに後ろのおじさんの舌打ちに気がついたのかそそくさとどっか行きました。よくわかんないですよね。

でもとてつもない剣幕でブチギレてるんですよねー。これ最近じゃないですからね。4、5年前くらいなんで、最近日本おかしい!っていわれる前のお話です。怖や怖や。

日本をギュッとしたのが東京かも

兎にも角にも東京にはいいところも悪いところもあるし、大概の期待はもがれて裏切られます。

ただし、その辺にチャンスはゴロゴロ転がっているのも間違いありません。

それを活かすか殺すか、自分次第。自分を試されるのが東京。

将来東京に進出しようと考えてる方がいれば何かの参考にしてもらえればと思います。

では!

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